ニセヒーラーを徹底的にジャッジせよ 闇と光の間で (2)
千葉で行われたPLI 2のコースは週4日間の泊まり込みで,それが3週間続いた.
このコースは,肉体そのものにフォーカスし,徹底解放を目指す.
次々と掘り起こされる深い課題を,次々と解放してゆく.
クラスが終わったあとも,友人たちと朝3時か4時くらいまではリーディングをしあい,徹底的に解放していった.
お互いに持てるテクニックをすべて使い,あるいは,新しいテクニックが降ってくるにまかせて,
深い深い,リーディング・ヒーリングが続いた.
言い訳はもう出来ないところまで,来ていた.
病気も完全なる自己選択によって,起きている.
もはや,見えているものは,“妄想かもしれない”などと言い訳することなど出来ない.
すぐそこに,実際にそれが在るからだ.
扱う領域が,深く深く,とても深くなるにつれ,見えるものの見分けが微妙になってくる.
これこそが自分そのもの,自己の聖なる本質であると,信念をもっているものが,実はエゴであったりして,
解放を要求される.
自分の真実でないものは,どんなに小さなことであっても,はっきりNOと表現することが要求される.
(別にそれに従わなくてもいいのだけれど)
センサーを働かせて,微細なところを感知して常に真実を選り分けて,選択してゆく微細な作業が続く.
真実とそうでないものの差は,ほんのわずかだ.
何度も自己崩壊を起こす過程を越え,夜が明ける.
そしてそのわずかな差異による選り分けは,闇と光にも,及ぶ・・・
夜が更けるにつれて,リーディングダイビングも,深くなってくる・・・
「頭では分かってる.どこにでも光はあるし,何にでも存在意義がある.
でも,私はヒーラーとヒーラー志望者が嫌いなんだ.
正直に言うと,薄くってニセモノっぽい感じがして仕方がない.
勿論,素晴らしいと感じるヒーラーはいる.でもそこに,ジャッジを入れる自分がいる.
このジャッジメントは何だと思う?
特にあのクラスと私,何か過去にあったかな.そのあたりを見てもらえないかな」
リーディングしてもらい,次々と出てくるものを解放してゆく.
このときの解放が,私を次のステップへといざなう重要な足がかりとなった.
信頼する仲間にサポートされて,ディープ,ディープ,ダイビング・・・
ヒーラーを気取る者(と私が認識した対象)への激しいジャッジメントの眠る底へ.
その底に行き着いたとき.
それを,そこにあるものを,私は自己の聖なる光だと,感知した.
あまりにも微細で,ごくごくわずかな差異・・・
そして,私は自分自身を見誤った・・・
それは,光ではないものだった・・・
2008.4.18 ハル
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